京都NDK♪ 11・1
2008年 11月 01日
毎年恒例の京都NDKファッションフェスティバル
今年も無事終了致しました
関係者の皆さまありがとうございました
今年は第50回の記念フェスティバル
毎年モデルのセレクトを任せて頂く私は
いつも出演モデルのセレクトに頭を痛めます
資質がモノをいうコレクションとは違い
モデルとしての力量を求められる世界
ステージ上でのバランス・自分の立ち位置
お洋服のデザインはもちろん素材の動きまでを熟知していなければ
こなすことができないオートクチュールのステージです
私も現役時代 長い間お世話になり
先生方からこのお洋服こういう風に見せて頂戴 等々
厳しい指示を頂き ワザを磨かせて頂いた現場です
私がNDKのモデルをセレクトする時に考える事は
モデルとしての資質・基本・テクニックはもちろんの事
素直であるか(これ大事) 順応性・協調性があるかという事
先生方の作品というだけでなく生地提供や協賛があり
同じ素材のお洋服が何点もあったり
協賛メーカーのシーンがあったり
コレクションのようにただ1人我が道を行くウオーキングではなく
何点かで一つのシーンという見せ場がたくさんあるので
1点1点を見せながらも全体で見せる団結力のようなモノが必要
まっすぐストレ-トに歩いてストレートに帰るのではなく
何点かのお洋服にシーン事の複雑な導線があり
指示通りの導線もただ歩けばいいステージではないのです
カジュアルだったりキュートだったりエレガントだったり
音を聞きながら表情やポージングも変えて
しかもステージ上でのバランスを考える
考えるだけで頭がパニックになりそうでしょ?!
それをこなしてくれるモデルとなるとそれこそ・・・
セレクトするのも一苦労><
イノセントのモデル達はこのステージに立つ!を目標に頑張ります
この現場に出るためのいろいろなテクニックを身に付ければ
どんな現場もドンと来い!です
今年の現場での写真です♪
ショーの合間に毎年たくさんの写メが送られてくるのですが
今年は忙しかったらしく・・・全員の写メはありません><
なんですか?これ衣装ですか?と驚いた方 これも衣装なんですよ~
日本ユニフオームセンターの介護士さんの制服です
他にも車内販売の制服・デザイナーズホテルの制服もありました
このシーンが実は今年のショーの中で1番の問題シーン
(先生方からいろんな事を言われモデルのセレクトに悩みました)
制服なだけにただ歩くだけじゃおもしろくない
特に介護士のシーンはポケットがビックリするような所から出てきたり
演出のTさんも頭を悩ませていた場所
ショーが始まる前?終わった後?
楽屋でパチリのショットです
私がこの現場を見に行けなくなって今回で3回目のショーとなりました
ホントは飛んで行ってリハからへばりついて指示を出したい私
毎年見に行ったモデル達からの報告や先生方からの感想を聞くしかなく
モデル達に私の言葉で感じた事を伝える事ができないのですが
今年は見に行ったモデル達からも先生方からもTさんからもHさんからも
皆が協力しあって作り上げたステージが素晴らしかったと
皆がホントに楽しそうにステージを歩いてくれて
モデル達の楽しい気持ちが客席にまで伝わったショーでしたと
弾んだ声で報告を頂けた事が何よりでした
そして先生方はそれぞれ見に来られたご自分のお客さまに
「よかったわ~モデルさん素敵だったわね~」って褒められたわ
と苦笑いをされていました
先生方からモデルのセレクトを任せて頂くようになって8年(?)
イノセントのモデル達が先生方とのご縁をずっと繋いでくれました
宮川ちゃんに任せておいたら安心!と言って頂けるモデルを
これからも頑張って育てていきますね♪
モデルさん達 お疲れさまでした^^
個々へのダメ出しはまた後ほど・・・
(゜Д゜)(笑)
by innocent-non
| 2008-11-01 21:46